学べることBubbleにauto-bindingという機能があることはご存知でしょうか。この機能を使わなくても実装を進めていくことはできるのですが、入力後にリアルタイムでDBのデータを更新したい!といった要望があればこちらを使うことで実現できます。動作イメージやメリット・デメリットを踏まえてご紹介しますので実装を検討してみてください。動作のイメージ以下の動画ように文字を更新すればすぐにDBに反映されると言うのがわかります。入力フォームからフォーカスアウトしたタイミングで更新されていますね。%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2Fd6cJrE-ppZM%3Fsi%3DvtlSd4A0M4-uGVxj%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3Eauto-bindingのメリット・デメリットauto-bindingの利用を検討する際にどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。メリット、デメリットを参考に今の処理で使うべきか考えてみてください。メリット自動更新のためワークフローの実装が不要になるユーザーが入力した内容を保存し忘れることがないリアルタイムで更新できるため反映スピードが早いデメリット「更新ボタン」や「保存ボタン」を押して更新されるわけではないため、ユーザーが意識的に保存したつもりがないデータも保存されてしまう(※ただし、アラートを設定すれば気づかせることは可能。方法は後述します)Content Formatでチェックされるエラー以外の入力チェックができないプライバシールールでauto-bindingの設定が必要になるどんな時にauto-bindingを採用すべきなのか?上記のメリット、デメリットを踏まえてようなケースがauto-bindingをするのに向いているかと思います。複雑なチェックが不要なシンプルな実装の場合余計なボタンを持ちたくないというUIにこだわりがある場合(自動更新に気づけるような)ITリテラシーがある顧客を対象とする場合リアルタイムで更新する必要性が強くある場合うーん、私が経験した限りだとあまりないかな〜と言う所感です。実装)プライバシールールの設定プライバシールールを何も設定しない場合にはauto-bindingも動作するようになっていましたが(※後述する「Show an alert on success」にチェックを入れない場合のみ)、通常は何かしらのプライバシールールを設定していると思います。更新を許可したいルールに対して「Allow auto-binding」にチェックを入れ、更新を許可する項目にもチェックを入れます。ここでは「名前」を更新可能にします。Whenの部分は今回はログインしてるユーザー全てに設定してますが、権限等で分ける場合には別途その条件を設定してください。実装)auto-bindingの設定基本的な実装方法auto-bindingの設定をするには親となるグループを設けて、Data sourceに更新したいデータを入れます。Input項目に関しては下記の図のようにauto-bindingの許可する部分にチェックを入れ、どの項目を更新するのかチェックします。更新に気づかせるためのアラート設定先程のデメリットであげたユーザーが気づかないと言う点を解消するために、入力した内容が更新されたことをアラート設定することで通知することもできます。まずアラートを配置してください。その後「Show an alert on success」にチェックを入れ、「Alert to show」に対象のアラートを設定してください。この設定により更新ができます。多数の入力項目がある場合などに、毎回このアラートで通知するのも少し鬱陶しいような気もするので使い所には迷いますね。